AboutADPISA-Zとは
「生成AI時代を牽引する人材。それは、情報システムアーキテクト。」
現代、情報システムとは「従来の仕事をIT技術に置き換えるもの」ではなくなってきて
います。今求められている情報システムは、変わりゆくビジネスに新たな価値を創造する
ための人間を中心にしたシステムです。この新たな情報システムを企画・開発・運営
できる人材が「情報システムアーキテクト(ISアーキテクト)」です。青山学院大学が
提供する「青山・情報システムアーキテクト育成プログラム(ADPISA)」の生成AI対応
コースADPISA-Zは、未来の情報システムを作り出すISアーキテクトを育成するための
社会人向けの履修証明プログラムです。
※Aoyama Development Program for Information Systems Architect・・・ADPISA
ADPISAリーダー
青山学院大学 社会情報学部 学部長・教授 宮川裕之
ITアーキテクトではない「ISアーキテクト」。
現代の企業活動では、その本業の分野にかかわらず、情報の活用が必須の要件です。しかも、単に情報システムを導入するだけではなく、新たなビジネスと情報化を一体として創造していく総合力が求められます。世の中でDXと呼ばれている動きは、まさに、このような考え方のもとで進められるべきものです。そのためには、まず、「言われたものを作る」という発想から一歩踏み出して、「何を作ればよいかを一緒に考える」という姿勢を志向しなければなりません。そして、時代は、それを推し進める専門人材であるISアーキテクトを求めています。ADPISA-Zは、上記のような社会的要請にこたえるべく、ISアーキテクトの人材育成に焦点をあてた社会人教育向けの教育プログラムで、ISアーキテクトとして求められる専門性、幅広い課題への応用力、IS専門家としてマインド・セットを身につけることを目標として体系化され、その専門領域での第一人者が講義を担当するものです。
ADPISAリーダー
青山学院大学 社会情報学部 学部長・教授 宮川裕之
ADPISA-Z 4つのポイント
Point1ビジネスを変革できるISアーキテクトを育成
ADPISA-Zでは、生成AIやデータ活用を“経営の武器”としてビジネスを立案、設計、実装、
運用までできる人材を育成します。
ITアーキテクトがコンピュータを中心とした狭義の情報システムを構築するのに対し、
ISアーキテクトはそれを使用する組織・人も含めた広義の情報システムを企画・構築
できる人材です。
ADPISA-Zの体系的な教育メニューと、産学で経験豊富な講師陣による実践的な講義により、
生成AIをどのように自分たちのビジネスに位置付け、どのようにビジネスに価値を生み出して
いくかといったISアーキテクトとしての職務遂行能力(コンピテンシー)を身につける
ことができます。
Point2忙しいあなたのための短期間のオンライン教育プログラム
ADPISA-Zは、完全オンラインで全国どこからでも受講可能な教育プログラムです。
各科目は、オンラインリアルタイムで土曜日に開催する授業と、科目ごとに指定
された準備、復習で構成されています。
1ヶ月の短期集中型のプログラムで、
土曜日に5回受講することで、公的な履歴書の履歴欄に記入できる履修証明書を
取得できます。
向学心はあるが、なかなか学ぶチャンスがないと思われている
あなたに最適な教育プログラム、それが、ADPISA-Zです。
Point3DX時代の標準スキルセットに対応
DXを牽引する人材に求められるスキルを、世界標準に基づいて体系化。
ADPISA-Zでは、AI・データ・組織設計・業務変革の各領域を実務と結びつけ、現場で成果を出すアーキテクト力を磨きます。
日本ではあまり知られていませんが、世界にはDXに対応したスキルをまとめた標準が複数あります。
ADPISA-Zは、これらの標準で記述されたコンピテンシー(職務遂行能力)を参照し、社会人が自分の
業務で発揮するために必要なコンピテンシーを包括的に定義しています。さらに、
DX推進に必要なスキルを体系化した経済産業省、IPAの人材スキル標準であるDX推進スキル標準
(DSS-P)のビジネスアーキテクト人材類型が求めているスキルもカバーしています。
受講生はこれらのコンピテンシーを身につけ、自分の業務のトランスフォーメーションを遂行できるようになります。
Point4公的履歴書の履歴欄に記述可能+最大80%還元
ADPISAは、文部科学省認定の「職業実践力育成プログラム(BP)」/「短時間プログラム(SBP)」として
認定された青山学院大学の正式な履修証明プログラムです。履修証明プログラムとは、社会人に対する
多様なニーズに応じ、大学が体系的な教育、学習機会を提供する教育プログラムです。
ADPISAの履修モデルであるADPISA-Zの修了者は、学校教育法に基づく履修証明書が交付され、
公的な履歴書の履歴欄に記述可能でキャリア実績として公的に証明できます。
さらに、条件を満たせばハローワークに申請することにより厚生労働省の教育訓練給付金の
対象にもなり、修了時に最大80%の給付金が還元されます。
講師・スタッフ紹介
様々な専門領域で活躍する第一人者の講義を受講できます。
Profile
青山学院大学社会情報学部
学部長・教授
宮川 裕之
青山学院大学理工学部、同研究科修了。文教大学情報学部を経て2008年より青山学院大学社会情報学部教授、
2013年より情報メディアセンター所長、2018年より同学部長。情報処理学会情報システム教育委員会委員、
情報システム学会特別顧問。
Profile
青山学院大学社会情報学部
教授
居駒 幹夫
1980年から日立製作所に勤務。ソフトウェア事業部などで大規模ソフトウェア製品の品質保証、ソフトウェア生産技術、
グローバルソフトウェア開発環境構築などを担当。2018年青山学院大学で任用。博士(情報学)。情報処理学会情報
システムと社会環境研究会幹事、情報システム教育委員会委員。
オンライン学習を支えるスタッフが、受講前から修了までを丁寧にサポートします。
Profile
青山学院大学社会情報学部
プロジェクト助教
森本 典生
東北大学経済学部経営学科卒業。ベネッセ・コーポレーション、atama plus株式会社を経て株式会社スピークバディにて学習体験を統括。 2019年ADPISA
1期生として、履修証明プログラムを修了。現在、青山学院大学社会情報学研究科の特別研究員及び、社会情報学部プロジェクト助教を兼任し、ADPISAの開発推進にも携わっている。
Profile
ADPISA事務局
中崎 知也
2023年よりADPISA運営に参加し、講義現場での環境設定やLMS(学習管理システム)の運用を担当。
技術面から講義を支え、安定した学習環境の構築に取り組んでいます。
Profile
ADPISA事務局
矢島 則子
ADPISA設立当初から運営に携わり、受講生対応や各種事務手続きなど講義運営の基盤を支えてきました。
長年の経験と細やかな対応で、スムーズな進行を支える縁の下の力持ちとして、受講環境の整備と調整を行っています。
科目案内
お申し込みの際はスケジュールをご確認の上、受講科目を選択してください。
必修科目
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概要
本科目は、組織や社会における「情報システム」を単なる技術装置ではなく、人・情報・判断・価値が相互に関係しながら機能する“構造”として捉えるための導入科目です。 DXが進む現代において、真に価値を生み出す情報システムとは何かを理解し、業務や組織の仕組みを「構造的に見直す」視点を身につけます。 受講者は、目的・構成・情報・判断・価値の5つの観点から自らの業務や組織を分析し、「構造を描く力」を習得します。
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講師宮川 裕之
時間15.0
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科目名
情報×経営による価値創造デザイン
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概要
本科目では、経営や組織における価値創造を「情報構造の再設計」として捉え、 経営課題を多様な視点から構造的に分析・再構成する方法を学びます。 Soft Systems Methodology(SSM)の考え方を応用し、経営の現場で生じる曖昧で複雑な問題状況に対して、 「意義を描き、構造を設計する」力を養成します。経営戦略やDX推進を担う社会人が、情報・人・組織を統合的にデザインできることを目指します。
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講師宮川 裕之
時間22.5
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科目名
価値を実現するためのプロジェクトマネジメント
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概要
企業のDX(のうち特にトランスフォーメーション部分)を実行するためのプロジェクト(またはプログラム)は、従来のIT系のプロジェクトよりも非定型的でマネジメントが難しい。 さらに、与えられたミッションをベースに与えられた期間やコストで価値を最大限にするようなマネジメントが求められる。 これまでのマネジメント方法との違いや、適応的なプロジェクトマネジメント方法を学ぶ。
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講師居駒 幹夫
時間22.5
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概要
ビジネスアナリシスは「ビジネスアナリシスは専門職であり,企業のチェンジに関わる.ニーズをはっきりさせ, ステークホルダに価値をもたらすソリューションを推奨する.」とIIBA®は定義している.ビジネス環境の変化,テクノロジーの進歩により,ビジネスや仕事のやり方を「チェンジ」する必要がある. 企業がチェンジできるようにするために必要なタスクがビジネスアナリシス体系 (BABOK®)としてまとめられている. ビジネスアナリシスの考え方や実践スキルを身に付けることにより,企業のチェンジをスムーズに行える専門人材が育成される.
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講師居駒 幹夫
時間15.0 ※e-Learningによる自習時間も含みます。
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概要
本科目では,青山・情報システムアーキテクト育成プログラムの各科目での学習を総括する活動として,実践研究を行う.受講者がADPISAで学んだことを、 自分の業務や組織に適用することを最終目標に、広義の情報システムに関連する活動の企画および一部試行し、その成果をADPISAの最終日に各受講者が発表する。
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講師宮川 裕之 居駒 幹夫
時間15.0 ※実地での演習時間も含みます。
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科目名
生成AIで変わる情報システム
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概要
2022年に登場したChatGPTにより、人工知能の可能性が大きく広がり、ユーザーとの対話を通じて様々な質問に答えたり、創造的な文章を生成する能力を示した。 また、社会の多岐にわたる分野での応用が進み、テクノロジーと人間の関係が新たな段階に入っている。 本科目では、生成系AIの中身についての解説とともに、生成系AIが広義の情報システムに対してどのようなインパクトを持つのかを、各分野の専門家により解説する。
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講師宮川裕之、居駒幹夫、ゲスト講師
時間7.5
選択必修科目
2025年度の募集要項など
- 定員
- 30名(応募資料により選考予定)
- 応募資格
- 大学卒業者、またはそれに相当する者。情報システムに関する実務経験を持つ者。(詳細は募集要項を参照)
- 総授業時間数
- 135時間
- 開講期間
- 2026年1月24日(土)~2026年3月07日(土)
(その他、1 月 17 日(土)にキックオフを開催予定)
- 受講方法
- 全科目オンライン開催。
- 取得可能な資格
- 公式な履歴書に履歴として記述可能な青山学院大学が発行する履修証明
- 募集受付期間
- 2026年1月5日(月)まで
- 選考方法
- 受講申込書の内容(履歴・受講動機など)をもとに選考
- 選考結果通知
- 受講申し込み後、3営業日以内に選考結果を電子メールにて送付
- オンライン説明会
(追加開催の可能性あり) -
オンライン(Zoom)で実施予定
2025年11月19日(水) 19:00-20:00
2025年11月27日(木) 12:00-13:00
2025年12月04日(木) 19:00-20:00
参加を希望される方は 下記のリンクまたはボタン からお申し込みください。
https://forms.gle/6nf7qU3TxyW6YkVXA
- よくあるご質問
- こちら
教育訓練給付制度
教育訓練給付制度は一定の条件を満たした方が厚生労働大臣の指定する講座を受講し修了した場合、 支払った受講料の一部が支給される制度です。ADPISA-Zは専門実践教育訓練給付制度(履修証明120時間対応) の厚生労働大臣指定講座です。支給対象の条件や支給額、手続き方法は下記の厚生労働省HPのリーフレット、ハローワークインターネットサービスをご覧ください。
- ・ハローワークインターネットサービス:教育訓練給付制度
- ・厚生労働省HP:教育訓練給付制度
- ・厚生労働省:リーフレット「教育訓練給付金のご案内」
※当該訓練講座の詳細は「明示書」をご覧ください。
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専門実践教育訓練給付制度:
明示書(履修証明120時間対応)
Information
Access
交通・アクセスはこちら
青山キャンパス
- 住所
- 〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
- TEL
- 042-759-6101
- 最寄駅
-
- JR山手線、JR埼京線、東急線、京王井の頭線、東京メトロ副都心線 他「渋谷駅」より徒歩10分
- 東京メトロ(銀座線・千代田線・半蔵門線)「表参道駅」より徒歩5分
お問い合わせ
下記ボタンから担当( adpisa-desk@si.aoyama.ac.jp )にご連絡ください
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